全身用X線CT診断装置

従来のシンチレータと比較すると約100倍の変換速度を達成した新開発素材ガーネットを検出器に用いたGE社製の64列Multidetector CT が2014年に導入されました。高分解能化、低線量撮影などで増加するノイズの低減が可能となった画像を提供できる様になりました。通常の横断像以外にワークステーションを用いた脳血管、大血管の3次元構築、CTコロノグラフィー、心臓の冠状動脈の描出なども行っています。放射線被ばくを最小限にしながら良好な画像が得られる工夫もされ、以前の装置に比べ、患者様への放射線被ばくの減少に寄与できるようになりました。 2019年にアップグレードを実施し、最新逐次画像再構成ASIRV、金属除去アーチファクト除去ソフトウエアを導入しました。

装置

GE社製 Discovery CT 750HD Single-Energy CT ワークステーション Advantage Workstation

CTの画像

全身用MRI装置

MRIは人体の原子核の磁気共鳴という現象を利用した画像診断法です。外観はCTに似た装置ですが、CTのようにX線を利用して画像を得るのではなく、磁石とラジオ波を利用して断面像を撮影します。MRIの特徴として、放射線被爆がないこと、軟部組織の画像、拡散・血流情報・代謝情報を得ることができます。
体内に金属(特にペースメーカーなど)が入っている方は検査ができない可能性がありますので、必ず教えてください。
令和3年9月、新装置への更新をおこないました。これまではできなかった前立腺がんの転移等に利用されるDWIBS全身ディフュージョン撮影、非造影脳血液灌流をみるASL等も可能となりました。新装置には寝台に呼吸センサーが配備され、どうしても呼吸がうまくいかない場合にも強い味方となります。
またdeep learning技術によるAIを利用して画像のノイズを改善するdeep resolveも搭載されております。

装置

SIEMENS 社製 1.5T Magnetom Altea ※ 2021年9月27日更新 ワークステーション FUJIFILM SYNAPSE VINCENT

MRIの画像MRIの画像

据置型デジタル式循環器用(多目的)血管撮影装置

足の付け根や手首の血管より細い管(カテーテル)を目的血管の傍まで進め、動脈に直接造影剤を流し込み造影して心臓や四肢の検査や治療を行います。2015年に新しい装置が導入され、高画質と低被爆を両立した装置になり患者様の安全性も更に向上されました。

装置

PHILIPS 社製 バイプレーンシステム Allura clarity FD20/10
ビューワー Photron 社製 KADA-VIEW
動画サーバー Photron 社製 KADA-SERVE
レポート Photron 社製 KADA-Report 

据置型デジタル式循環器用(多目的)血管撮影装置据置型デジタル式循環器用(多目的)血管撮影装置

据置型デジタル式乳房用X線診断装置

乳房は柔らかい組織で出来ているため専用のX線装置を使用します。乳房を片方ずつ撮影台と透明なプラスチックの板で挟んで圧迫して撮影します。やや強めに圧迫しますので、多少の痛みも伴います。圧迫することで病巣か正常乳腺かの区別がしやすくなり、被ばく線量も少なくなります。圧迫している時間は数秒程度ですが、痛みが強い時は担当技師に伝えてください。
2005年から、平面検出器方式FPDマンモグラフィを採用しています。2015年に以前よりもX線検出効率の高いFPD方式に更新され、高画質化、更なる被ばく線量の低下が可能となりました。また、マンモサーバーの導入により、現在で過去15年のFPD画像の比較読影が可能となりました。乳房の撮影は検診、診療とも検診マンモグフィ認定資格を持つ診療放射線技師が担当しています。

装置

GE社製    Senographe Essential 間接変換方式FPD
ビューワー   コニカミノルタ Plissimo MG モニター BARCO 製 5MP 2式
マンモサーバー コニカミノルタ Plissiomo Serve

据置型デジタル式乳房用X 線診断装置 据置型デジタル式乳房用X 線診断装置

据置型汎用X線透視診断装置

消化器科系(胃、大腸のバリウム検査や胆道、膵管の内視鏡的造影検査及び内視鏡的乳頭大口径バルーン拡張術などの治療等)、整形外科(神経根ブロック、関節造影検査、骨折時の整復治療など)、外科や泌尿器科の造影検査等が行われます。

装置

TOSHIBA ZEXIRA DREX-ZX80 FPD1717
TOSHIBA ZEXIRA DREX-ZX80 II-DR

据置型汎用X 線透視診断装置 据置型汎用X 線透視診断装置

 

移動型ポータブル撮影装置

集中治療室や各病棟に出向いて、移動が困難な患者様の病室等での撮影を行います。2016年に、ケアーストリーム社製一体型のFPDポータブル撮影装置が設置されました。本体に19インチモニタを搭載してあり、撮影後瞬時に読影診断が可能となります。
2021年に、もう1台を島津製作所製とCANON FPDシステムに更新し、3台のFPDポータブル撮影で対応しております。
救急や停電等で電源を喪失した際、また非常事態において、重要な装置になりえると思われます。

装置

島津製作所 MobileArt Evolution + CANON CXDI FPD ノートPCシステム2台
ケアーストリーム Revolution 一体型 FPD システム1台

移動型ポータブル撮影装置 移動型ポータブル撮影装置 移動型ポータブル撮影装置

骨密度(二重エネルギー骨X線吸収)測定装置

測定は、腰椎正面、大腿骨頸部です。
誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被爆量も少ないという利点がある二重X線エネルギーを用いるDEXA法で撮影しています。このため骨量測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症の精密検査や、骨粗鬆症の治療効果の経過観察、また骨折の危険性予測に有用なものです。

装置

GE社製 DPX-BRAVO

骨密度(二重エネルギー骨X 線吸収)測定装置

 

移動型汎用X線透視診断装置

整形外科や泌尿器科等の透視を利用しながらおこなう手術に対し、移動して手術中の透視に使用します。2台設置してあります。

装置

GE 社製 OEC 9900
GE 社製 OEC BRIVO Essential

移動型汎用X 線透視診断装置

 

据置型汎用一般撮影装置

胸部、腹部、骨系の一般撮影は、高画質、被ばく線量が少ないCsIタイプの平面検出器FPD(フラットパネルディテクター)で撮影しています。
取得した画像をコンピューターで診断に適した画像処理を行い精度の高い画像を提供しています。
泌尿器科系の造影検査(IVP、DIP)にもFPDを用い一般撮影室で行っています。

装置

撮影室1番 島津製作所 Rad Speed Pro UD150B-40 (CANON FPD CXDI システム) 一般撮影室
撮影室2番 島津製作所 Rad Speed Pro UD150B-40 (Carestream DRX-1C システム) 一般撮影室
撮影室7番 東芝メディカル MRAD-A50S RADREX (Carestream DRX-1C システム) 造影検査室 

据置型汎用一般撮影装置据置型汎用一般撮影装置

 

デジタル画像処理系システム

装置

画像保存配信用PACSサーバー PHILIPS社製 Vue PACS
放射線科情報システム PHILIPS 社製 RIS-J システム
病棟画像無線配信システム(タブレット) PHILIPS 社製 Vue motion 

※平面検出器FPDシステム
画質の向上、被ばく線量の少ないCsIを採用しています。

CANON CXDI システム、ケアーストリーム社製 DRX システム

※(バックアップ) CR装置及びレーザーイメージャー CR システム Carestream 社製 CR Elite
撮影したIP(イメージングプレート)をレーザー光線で読み込み、DICOM画像化する装置です。
レーザーイメージャーCarestream 社製 DV6800 2台

検像システム Array 社製 Quartina
撮影した画像をチェックします。

インポーター Array 社製 Preludio

デジタイザー Array 社製 2905M
紹介、転院用のアナログ検査データの取り込みを行います。

デジタル画像処理系システム

デジタル画像処理系システム

デジタル画像処理系システム検像システム