このたび、令和4年4月1日付けで佐藤雅彦前院長の後任として院長職を拝命いたしました八巻英郎です。

 昭和45年設立以来、52年間引き継がれてきた伝統ある公立相馬総合病院の院長に就任し、責任の重さに身の引き締まる思いを強くしております。微力ではございますが地域医療の充実と病院の発展に尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 当院はこれまでも歴代院長のもと、「人間愛(思いやり)の精神で医療活動にあたり、地域社会の保健・福祉の充実に貢献しよう」という理念を掲げ、職員一丸となりこの理念の実現に邁進してまいりました。これからもこれまで築いてきた成果を継承するとともに、地域の皆様の命と健康を守る公的中核医療機関としての使命と責任を果たしていかなければなりません。そのためには、常に職員一人一人が地域医療を支えるプロフェッショナルとしての自覚と誇りを待ち、「患者様のために何をするのか、何をするべきなのか」を考え職務を果たしてまいります。

 今後も東北大学、福島県立医科大学などの高次医療機関や地域の各医療機関との連携をさらに強化し、地域医療の中心として安心、安全かつより高度な医療を提供し、皆様に信頼していただける病院であるよう努力してまいります。どうぞ引き続き公立相馬総合病院にご指導とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

公立相馬総合病院院長  八巻 英郎