薬事科

私たちは、薬剤師法第1条「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする」ことを念頭に置き、薬のエキスパートとして働いています。

主な業務内容

【無菌調剤】
平成27年10月より抗がん剤の無菌調剤を開始し、安全キャビネットを使い、病棟・外来併せて平均70件/月ほど行っています。

【医薬品管理・服薬指導】
チーム医療の一員として、医療における安全管理の担い手となり、医師の同意のもと、入院患者さんを対象として主に「医薬品管理」「服薬指導」を行っています。

【医薬品情報管理(DI)】
病院の医薬品の品質・在庫管理、副作用や相互作用などの問題点を予測し、医療チームへ医薬品情報を伝達するなどの業務を展開しています。

【薬品管理】
医薬品を適切に供給するため、医薬品の種類(麻痺・向精神薬・毒薬・劇薬・血液製剤・特定生物由来製剤・普通薬・その他取り扱いに注意が必要な医薬品)に応じた管理をしています。冷所保存品の品質保全のために毎日冷蔵庫内の温度を記録し、医薬品の在庫量を見直すなどの管理をしています。

【血液製剤管理業務】
血液を材料とする医薬品については、製造番号や使用した患者名、投与量を20年間にわたって管理しています。

【注射剤調剤】
製造する前に患者さんごとの注射処方箋に従って、注射薬の組み合わせや投与量・投与方法をチェックしています。
また、希釈方法、投与経路、速度、配合変化の有無もチェックしています。